お鍋にはやっぱり白菜!

お鍋にはやっぱり白菜!

お鍋が美味しい季節がやってきました。

そんな時期に食べたい、白菜についてのお話です。

1.白菜の起源

なたね(菜の花)を起源とするアブラナ科の雑草で、約2000年前にヨーロッパの麦畑で種が麦などについて、地中海域、中央アジアを旅して中国へ渡り、発展していったと言われています。 日本でハクサイと言うと結球したものをイメージしますが、原種は結球性が弱く、7世紀頃に中国北部で、最初のハクサイの形が誕生しました。 その後、中国華北地方で、冬期に貯蔵野菜を必要としたため、結球性が高められていきました。 日本にハクサイが渡来したのは江戸時代末期ですが、本格的に栽培が行われるようになったのは、結球性の高い品種の育成に成功した 20世紀になってから。日本での栽培は、世界的に見ても中国東北部、韓国と並び非常に多く、食卓に並ぶ主要野菜としての地位が確立されています。

2.白菜の種類

種類は大きく分けると3つあります。 1種類目は結球性の一般的なハクサイ。 2種類目は、主に漬物に利用される葉先が開いた半結球性のハクサイで、山東白菜や花心白菜などがあります。 3種類目は結球しないタイプで、べか菜や広島菜、山東菜などがこれにあたります。 また最近では、カラフルな色合いのオレンジハクサイや紫ハクサイ、使いきりサイズに改良されたミニハクサイも人気です。

特にミニハクサイは多くの品種が開発されており、芯まで軟らかく甘みがある“娃々菜(わわさい)”や、根こぶ病等の病気や寒さに強い“まいこ”、毛がなく外葉は緑色でレタスのように口当たりがよく、みずみずしい“タイニーシュシュ”、一般的なハクサイやチンゲン菜と比べ、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維が多く含まれている“ちっチャイ菜”等があります。

一般的なハクサイと比較すると、抗酸化力(植物ストレス耐性力)もぎゅっと濃縮されていることが分かりました。

3.白菜の栄養

際立って1つの栄養素が多いという訳ではありませんが、お鍋や味噌汁、シチューなど冬の温かい料理に何でも合い、一度に多くの量を食べられるので、ビタミン類や食物繊維の栄養価も十分に期待できます。

冬の貴重なビタミンC源でもありますが、水に溶け出しやすい欠点もあります。

しかし身体を温めるスープ類、鍋物でハクサイを食べれば、煮汁まで一緒に摂取できるので、冬においしい野菜と、その食べ方には、昔の 人の知恵が十分に生かされていることが分かります。 また、カリウムが多く含まれるのもハクサイの特徴の1つ。カリウムは、血圧を上昇させるナトリウムを体外に排出する役割を持つので、冬に起こりやすい血管疾患を緩和させるのにも最適です。 1年間ハクサイの中身を測定してみると、チカラが強くなるのはやはり旬の冬(図参照)。旬の時期に健やかに生き生きと育ったハクサイが、食べた人をも活き活きとさせてくれる、そう信じてこれからも中身データを提供して参ります。白菜の栄養

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